火打ち石式銃砲 登録証有 西洋銃 無銘 フリントロック銃

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ご覧いただきありがとうございます。
とてもコンディションの良い火打ち石式(フリントロック)銃砲の出品です。

登録年月日は令和4年5月27日と新しく、この度旧家の方からの初出しで譲り受けました。

銃身は空気に触れていた部分は錆に覆われてますが、手につくような錆はございません。
経年の割に朽ち込んだ錆び等なく、台木に収まっていた部分には錆がついておらず、製作当時の雰囲気が良く残っています。

台尻には真鍮の装飾が施され、ストック（台木）の中心部分は木の素材が変えられており、持ち主のこだわりが垣間見えます。
ストックは経年の割に非常に
サイドプレートには「SAP」と「王冠マーク」と下部には「GR」の刻印がしっかりと打刻されていおり、研究の価値ある逸品です。
火皿、ブリズン部分や機関部部分には制作当時のグリスが残っており、コレを見る限り未使用ではないかと推測されます。

ハンマー(撃鉄)はハーフ、フルコック共にしっかりと作動し、引き起こす際にはとても固く機関内部のスプリングが非常に健全である事が分かります。
ハーフ・コック時には引き金を引いても撃鉄が作動しないセーフティロックも健在です。
フル・コックにして引き金を引くと、撃鉄が落ちフリズンを勢い良く叩きます。

現代物ではございますが火打ち石も付けてお送りいたします。

欠品しやすい当時オリジナルの鉄製のラムロッドも付属します。


銃身の外し方が特殊で、根元のブリーチプラグ（尾栓）部分のネジを外します。
その後ラムロッドを固定する上部の金物を外すと、金物の下に小さなネジがあり、それが台木と銃身を直接固定している仕組みになっております。
この様な珍しい造りは、銃の歴史の資料として十分な価値がございます。

銃身下部や台木、先端の真鍮金物など細かな所にまで「７」という共通打刻がございます。
この揃った数字を見る限り、製作当初から部品が交換されていないという意味で非常に希少的価値があります。

全体的に傷みが少なく機関部も健全で、製作された当時の姿を残すとても貴重な一挺です。

登録証の付いた珍しく、とても貴重な火打ち石式銃砲を、歴史的資料として保存していただくのに最適です。
あくまでも古美術品ですので、当古式銃で事故が起きた際は自己責任でお願いします。

写真にて商品

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