本オークションをご覧いただき、ありがとうございます。出品商品は、第二次世界大戦当時に日本陸軍が工兵の破壊器材として使用した爆薬と火工品を再現したものになります。ハンドメイドのレプリカ。火薬等はいっさいつかっていない安全品ですが、外観は実物に近いかたちで再現しています。ダミー爆薬は、九七式方形黄色薬（ピクリン酸200グラム）、九七式円形淡黄薬（RDX・TNT混合爆薬100グラム）です。ダミー火工品は、一式点火管、一式導火索、九七式導火雷管です。縛着用の麻糸巻き、ゴム綿帯2枚が付属します（写真1）。いずれも第二次世界大戦前に制式化され、連合軍との戦いにつかわれた爆薬と火工品のダミーになります。日本軍が戦場においてつかった火工品は民生品や押収品も多く多種多様ですが、本商品は制式兵器の再現です。本商品の一式で一通りの非電気起爆の再現が可能です（写真8/9）。ダミー爆薬は石膏でつくっています（写真2）。石膏の比重は爆薬に近いため、重量は実物と同様です。日本軍の『弾薬取扱細則』にもとづき、包装紙は防湿塗料としてニスを塗布しています。方形薬・円形薬ともに実物と同じく雷管挿入用の穿孔をあけていますのでダミー雷管を挿入できます（写真3/8）。一式点火管は、実物と同様に真鍮製の外筒に樹脂製の被筒と引環と引紐を再現しています（写真4）。引環はバネのテンションがあるので引っ張る動作が可能です。銀箔とパラフィン紙の安全帯による引紐の固定は『爆破教範』の記述にもとづく携行・保管要領の再現になります（起爆準備の段階で安全帯及び挿入口の銀箔は除去します）。一式導火索は、ろう引きのコットンコードに樹脂製の芯材を通しています（写真6）。直径は実物とほぼ同じです。長さは導火秒数60秒の長さになります。九七式導火雷管は真鍮パイプによる再現です。先端は閉塞しています（写真5）。セット内容を相互に接続し、雷管を爆薬に装着すると起爆する準備が整います。接続部は湿気の浸入を防ぐために、それぞれの端部２センチをゴム綿帯と麻糸をつかって縛着します（写真7）。また、爆薬に挿入した雷管は引っこ抜け防止のため、麻糸で縛着します（写真9）。※本商品はハンドメイド商品です。掲載写真はサンプルです。写真には映らない小キズや多少の汚れなどがある場合もあります。※本商品は、外観上は実物と非常に酷似しているため、取り扱いには十分ご注意ください。仮に冗談でも第三者の敷地内に放置するなどして事件として扱われた場合には、偽計業務妨害等の罪に問われる恐れがあります。あくまでもご自身の管理のもとでお楽しみください。また、廃棄時は、必ず原形をとどめないように破壊してください。本商品は、ヤフネコ宅急便コンパクトでお送りいたします。※1～2カ月に1回程度、出張等のために発送できない期間があります。プロフィール欄に記載していますので、ご入札前にご確認をお願いいたします。このほかにも第二次大戦当時の米軍関係のアイテムを出品しています。下記の出品リストをご覧いただき、あわせてご検討いただければ幸いです。 http://sellinglist.auctions./user/calbo2015